たこ

たこ来の治療・診察

いぼ、たこ、魚の目は、手や足にできるできものです。

 

原因は菌、物理的な衝撃、スポーツなどさまざまで、それぞれ違うものですが、いずれも皮膚科で削るなどの治療が必要です。

 

素人判断で、そげ落とそうとすると非常に危険です。また、そのまま放置していて消えるということもほとんどありません。それどころか増える傾向が強いというのも特徴です。

 

必ずなるべく早い段階で皮膚科で診察を受けるようにしましょう。

 

初めてできた時はいぼ、たこ、魚の目のどれなのか判断つかないことも多々あります。特定するのも皮膚科の仕事なので、気軽に相談してみましょう。

 

当院皮膚科でも治療をおこなっていますが、予約不要、夜間診療もあるので、会社帰り等に立ち寄ることもできます。調剤薬局も同じビルの下のフロアや近隣にあるため、便利です。新宿駅から徒歩1分ほどなので雨の日でも通院しやすくなっています。

 

たこの見分け方

たこはかかとや足の親指の付け根にできることが多い傾向があります。

 

外反母趾の出っ張りの部分にできることもあります。医学用語では胼胝といいます。基本的に痛みはありませんが、大きくなると痛むケースもあります。

 

原因

たこは慢性的に外的な刺激を受け続けることで形成されます。

 

たとえばペンだこという指にできるたこがありますが、それは長時間筆記具で圧迫された部分の角質が厚くなったもので、そのように肥大化した角質のことをたこというのです。

病例

魚の目と似ていますがたこは芯のような部分がないことが特徴です。

 

窮屈な靴を履いて、足の一部分に圧力がかかる状態で長時間過ごしていてもよくできます。爪先のとがったハイヒールを愛用している女性にもよく見られます。

 

余計な刺激を受け続けた部分が淡黄色の平たい楕円形の隆起になってあらわれますが、さわってみると固くなっているのがよくわかります。

 

基本的には淡黄色ですが、出血により褐色、赤色、黒灰色を帯びることもあります。亀裂が入ってしまうと痛みが強くなります。くれぐれも悪化する前に早めの処置を行うことがとても大切です。

 

新宿西口にある当院でも、西新宿のオフィス街や新宿駅周辺で立ち仕事をしている方が、足のたこの悩みで来院されます。

 

診断と治療方法

痛みを感じないのであれば放っておいても、とくに人体に害をなすものではありませんが、足の裏にできたものは歩くたびに痛みを感じることがほとんどです。

 

そのような場合にははさみ、メス等を用いて固くなった角質を取り除きます。素人でもできそうに見えて、慎重に行わないと出血してしまうこともあり大変危険です。

 

また、極端に分厚く皮膚科でも除去が大変なケースもあります。そのような場合にはサリチル酸絆創膏をテープでしっかりと固定して2日から5日ほどそのままにして角質をやわらかくしてから切削します。

 

外的刺激が加わる状態をそのままにしておくと、すぐに再発してしまうので、原因となった靴はただちに使用しないようにしましょう。

 

たこにとどまらず骨や関節にまで異常をきたしてしまった場合には整形外科的な手術も必要になるので注意しなくてはいけません。