性感染症(STD)

 

性感染症(STD)の検査

新宿駅前にある当院泌尿器科では、男性の性感染症の検査と治療を行っています。性感染症とはいわゆる性病のことで、性交渉によって感染する病気のことです。

 

男性の性感染症にはさまざまなものがあります。梅毒、淋病やクラミジアによる尿道炎、亀頭包皮炎、尖形コンジローマ、性器ヘルペスなどの症状が疑われる場合には保険診療による検査と治療を実施しています。

 

性感染症は時代によって新しい病気が増えたり、古い病気が廃れたりもします。かつては症状がはっきりと出る梅毒や淋病のようなものしか分類されていませんでしたが、現在では医学の発達により症状がほとんどな性病も発見され問題視されています。

 

つまり、人は外見からでは性病に罹患しているかどうかわからないことの方が多いのです。また、避妊具を装着しても100%予防できるとは限りません。複数の相手との性交渉にはつねにリスクがつきまとっているのです。

 

性感染症(STD)の基本料金

性感染症の治療にかかる基本料金は病気ごとに異なります。3割負担で見てみると、たとえば淋病やクラミジアによる尿道炎は検査料と診察料で約3000円、梅毒は検査料と診察料で約2000円になります。

 

尖形コンジローマは診察料+処方せん料+液体窒素による治療費で同型およそ3000円です。尖形コンジローマは塗り薬のベセルナクリームの処方もあります。

 

細菌性またはカンジダ性の亀頭包皮炎は診察料と処方せん料であわせて約1100円です。

 

以上のように性感染症には症状を見ただけで病名を特定できる検査不要のものもあれば、きちんと検査をしなければ判明しないものもあります。

 

治療は内服薬と塗り薬をメインにして投薬が行われますが、コンジローマは、液体窒素を使用したものなど特殊な治療を施す場合もあります。

 

診察料

性病の治療は基本的に保険が適用されます。3割負担として、診察代は初診810円、再診210円が基本です。そこに検査代と薬代が加算されて治療費の合計が算出されます。

 

性感染症の治療費は、あまり表通りで語られるものでもありませんし、法外な金額を請求されてもわからないことも多々あります。できればネットなどで事前に調べて相場を把握しておくようにしましょう。

 

検査料

当院では性感染症の検査(保険診療・自由診療)も行っています。基本的に保険がききますが、ただし、とくに症状が出ているわけではなくただ不安だから検査を受けたいというような場合には保険は適用されません。全額自己負担の検査は高額になるので注意が必要です。

 

また、保険証がなければ、たとえ何らかの症状が出ていたとしても全額自由診療です。

 

性感染症の検査は病院の他にも保健所、自宅でセルフ検体採取をして検査機関へ送付する検査キットなどの方法もあります。

 

それぞれにメリット・デメリットがありますが、病院での検査ならばただちに治療に移行できるメリットがある反面、予約などが面倒というデメリットもあります。予約不要の当院ならばそのような煩わしさもなく、思い立った時に、交通の便の良い新宿まで立ち寄ることができるので便利です。

 

ブライダルチェック

男性のブライダルチェックも行っています。HIV、梅毒、B型肝炎、C型肝炎、クラミジア、淋病がセットになった検査であわせて2万円です。ひとつひとつの病気の検査を個別にするよりはかなりお得になっています。

 

近年、ブライダルチェックの需要が男女問わず高まっています。その背景には10代~20代という若い世代の性感染症の急増があります。性の低年齢化、パートナーの定まらない流動化、性知識の不足、性産業の隆盛などがあり、深刻な社会問題化しているといっても過言ではありません。

 

不妊症との関連も指摘されることもありますが、将来子どもを持ちたいと考えているカップルならば男女ともにブライダルチェックを受けておいた方が安心ともいえるでしょう。

 

検査でわかる病気

性感染症の検査にはさまざまなものがありますが、一般的には血液検査が行われます。血液検査でわかるのはHIV、クラミジア、梅毒、B型肝炎、C型肝炎です。

 

男性向けの性感染症検査では尿検査も基本的な検査です。尿検査ではクラミジア、淋病を検出することができます。

 

性病はのどにも感染します。のどの粘膜を綿棒でこすって採取した検体で判明するのがクラミジアと淋病です。

 

性感染症は保健所や検査キットでもチェックすることも可能です。費用をかけたくない、対面をさけたいというような理由でそのような手段を選ぶ人もいます。しかし、検査精度やその後の治療のことを考えるならばスムーズに移行できる泌尿器科、性病科の病院がおすすめです。