のどの痛みの治療・診察

新宿駅前の当院では、のどの痛みの治療も行っています。のどは呼吸による空気の通り道になっているため、空気中のウイルスや細菌につねにさらされている状態で、非常に感染しやすい部位ということができます。


のどの痛みは代表的なかぜの初期症状ですし、体質的に扁桃腺が弱いとのどの痛みが疲労のサインだったりもします。つまり、のどの痛みは健康のバラメーターでもあるのです。

 

最初はちょっといがらっぽいかな程度だったものが、声を出せないほどのつらさになったり、唾液を飲み込むこともできないほどの痛みになってしまうこともあります。

 

のどの違和感が気になったらすぐに、内科や耳鼻咽喉科(耳鼻科)へ早めの受診をおすすめします。当院ならば予約不要ですし、仕事帰りに立ち寄ることができる夜間診療も行っています。

 

のどの痛みの原因

のどの痛みの原因はさまざまなものがあります。ウイルス、細菌、扁桃炎、たばこの煙、花粉症などの他にも食道がんやポリープなど深刻な病気が隠れていることもあります。ただ、多くの場合の原因はかぜです。

 

のどの痛みの他にも発熱、鼻水、せき、痰などの症状が見られれば、おそらくかぜと思って間違いありません。唾液や食物を飲み込む瞬間も痛みがあります。


一方、ストレスが原因でのどが痛くなることもあります。痛みというよりは違和感に近いもので、休日だけは痛みがない、逆に不安な状況下では痛みが増すというような症状があれば、それはストレス由来かもしれません。

 

いずれにしても、理由を正しくつきとめて正しく対処する治療方法を用いることが、のどの痛みを解消するための近道といえるでしょう。

 

病例

かぜによるのどの痛みは最初、のどの突き当たりのあたりが赤く腫れます。次にのどに違和感や乾きを感じるようになり、しだいに咳が出るようになります。

 

最初のうちはのどの痛みや熱はあまりありません。しかし、かぜの悪化とともにのどの奥に赤い発疹がブツブツとできて、唾液や食物を飲み込むたびに強い痛みを感じるようになります。


もし、のどの痛みだけではなくかゆみやイガイガした感じがあるならば、アレルギーの可能性もあります。そうなるとアレルゲンを回避するなどまた特別な治療が必要になってくるので注意して見分ける必要があります。


また、ストレスによるのどの痛みでは、口の中の独特のねばねば感や違和感があります。最初は痛みはそれほどではありませんが、乾燥から痛みにと進行する場合もあります。

 

ストレスによって自律神経に異常が生じ、唾液の分泌がスムーズに行かなくなってしまうために起こると考えられています。

 

のどの痛みの治療方法

かぜによるのどの痛みは痛み止めの薬を飲んで治療します。よく処方される痛み止めにはロキソニン、カロナール、ボルタレン、ブルフェンなどがあります。

 

いよいよ喉の痛みが強くなってきたらトローチ、のどスプレーなどを併用するのもひとつの方法です。

 

のどが痛くて食物も口にすることができないようでは免疫力はますます低下してしまいます。とろみをつけるなどの工夫をして、少しでも滋養のあるものを摂取しましょう。


のどの痛みを抑えながらも、のどについた細菌ウイルスを殺菌して繁殖を抑制しなくてはいけません。そのため場合によってはフロモックス、クラリス、クラビット、オゼックスなどの抗生物質の内服薬が処方されることもあります。

 

もちろん、のどだけではなく風邪の治療も同時に行います。のどの炎症も抑える作用もある総合感冒薬が処方されることもあります。体をあたためてしっかりと休養することで治療効果もアップするでしょう。

 

診察までの応急処置

のどの痛みはできるだけ早く内科や耳鼻科を受診することをおすすめしますが、なかなか時間がない場合には応急措置で症状悪化を防ぎましょう。


まず、一番大切なのはうがいです。うがいによってのどをしっかりと湿らせておきましょう。ウイルスも細菌も乾燥した粘膜で増殖します。

 

これ以上増やさないためにもうがいや加湿器などでしっかりと潤すようにしましょう。旅行先で急にのどが痛くなったらバスタオルを部屋に干して湿度をアップさせます。うがいはかぜの予防だけではなく、このようにかぜの悪化をくいとめるのにも役立つのです。


また、身体をあたためることも大切です。冷えはのどの痛みの元にもなります。体の表面だけではなく芯からあたたまるように、ゆっくりとぬるめのお風呂に入浴するのも良いでしょう。

 

外出時にはマスクをして、口のまわりの湿度を上げるとともに、これ以上ウイルスや細菌が入ってこないようにしっかりと防御することをおすすめします。

 

再発予防

のどの痛みの再発を予防するには、たとえばその原因となるかぜをひかないようにすることです。

 

とくに冬の寒さと乾燥はのどで最近やウイルスを繁殖させやすいので、マスク、加湿器、うがいでつねにのどがうるおっているような状態を保つようにしましょう。


しかし、冬は忘年会や新年会のシーズンでもあり、暴飲暴食、睡眠不足などに陥りがちです。そのような生活は免疫力を低下させてしまいます。いくら保湿に心がけても土台となる免疫力がグラグラしていてはやはりかぜをひいてしまいます。

 

できれば1日7時間以上の睡眠をとるようにして、アルコールはなるべくひかえ、栄養バランスの整った食事をこころがけるようにすれば、風邪をひいて、喉が痛いというようなことも少なくなるはずです。