咽頭淋病検査
咽頭淋病検査とは
淋菌は性感染症であり、主に男性では尿道炎、女性では子宮頸管感染などが良く知られていますが、オーラルセックスが原因となって咽頭における淋菌感染症が増加傾向にあります。
性器に淋菌感染されている方の約10~30%に咽頭の感染が認められているといわれます。
咽頭の感染症は耳鼻科かまたは耳鼻咽喉科において検査と治療が行われますが、淋病の自覚症状が風邪と似ていることから、患者さんご本人は淋菌の自覚なく受診されることがあります。
新宿のように都会では性風俗も多いため、患者様も多いのが現状です。
咽頭淋病検査の内容
咽頭淋病の検査内容は複雑なものはなく、医師の問診により症状や経過などを説明していただきます。
咽頭の外観を観察しますが、淋菌の症状ははっきりとした形跡を残さないため、肉眼的な物だけでは判断できません。したがって、医師が咽頭感染症を疑うことで検査を実施します。
検査材料としてはのどの粘膜に付着している成分が必要となるため、スワブと呼ばれる大きな綿棒のようなもので唾液をぬぐうか、またはうがいをしていただくことで、そのうがい液を使用して菌の存在を確認することになります。
どちらにしても大きな苦痛は伴わないので、ご心配いりません。
淋菌の陽性であった場合は、症状がなくなってからある程度時間が経ってから、再度同じ検査を行い陰性であれば治療完了となります。
咽頭淋病検査の注意点
のどの淋病感染ではのどがイガラっぽい、軽い腫れや痛みなどを生じる場合がありますが、風邪だと自己判断することで病状は進みます。咽頭の炎症が広範囲になり、扁桃炎などを引き起こす場合があるため治療の前段階として検査は欠かせません。
のどの自覚症状で淋病を疑って耳鼻科や耳鼻咽喉科に駆け込むことは少ないと思います。こう言ったことからも、新宿や都内近郊でオーラルセックスを含めたお仕事をされている方や、これまでに性感染症の経験のある方などは、定期的に検査することをおすすめします。
また、パートナーに性感染症が見つかった場合や、咽頭ではなくても他の性病が確認された方も早急に検査を受けるようにしましょう。
他には、内科などで風邪だと診断され、治療中でもなかなか改善しないというケースでも淋病が見つかる場合がありますので、再度耳鼻咽喉科を受診してみるのがよいでしょう。中には、耳鼻科(耳鼻咽喉科)では、クラミジアや淋菌の咽頭検査を実施していないこともありますので、確認すると良いでしょう。
病院における検査ではなく自宅で検査キットを使用する検査もありますが、陽性が出た場合ではやはり医療機関の受診が必要となります。
検査から診断、治療、そして患者様個人の状況に適したアドバイスなど一貫性をもった環境で改善していくことが最善の方法です。
新宿エリアに関わりがあり定期的な検査をはじめ喉に違和感のある方は、お気軽に当院をご利用くださいませ。