咽頭淋病
咽頭淋病とは
咽頭淋病とは性感染症の一種であり、本来性器に感染する淋菌が咽頭に感染した状態のことを言います。
近年、アダルトビデオや性風俗が一般化したことによってオーラルセックスによる抵抗感がなくなり感染予防をせずにオーラルセックスをする人が増えていることからこの病気にかかる人も増えてきました。
新宿にある当院性病科(耳鼻科標榜)へ咽頭淋病を疑い来院される患者様の数も増加していることが現状です。
また、性器に淋菌が感染している人は咽頭にも淋菌が感染している確率が高いとされています。
咽頭淋病の症状
咽頭淋病は淋病と同様に症状がほとんどないことが特徴です。
症状が出現れるとするとのどの痛みや腫れ、発熱といった風邪症状と類似したものであり、風邪と勘違いされることも多いです。
風邪だと思って放置したり風邪薬を内服して様子を見ていると咽頭炎など他の病気に移行することもあるため注意が必要です。
咽頭淋病の検査
新宿にある当院耳鼻咽喉科では郵送ではなく当院での検査をお勧めしております。
検査方法は2種類あります。
1つはスワブと呼ばれる綿棒を用いた方法で直接咽頭をぬぐうことで細胞や付着物を採取する方法ですが患者様への負担が大きいことが特徴です。
もう1つはうがい薬を用いた方法です。 うがいで採取された粘膜細胞や粘膜付着物を用いて検査を行う方法で患者様への負担はなく簡単に検査を行うことができます。
また、うがい薬を使用したほうがスワブを使用するよりも検体が採取しやすいという報告も近年では挙がってきています。
これらの方法で採取した検体は培養やリアルタイムPCR法、染色体法などさまざまな方法で淋菌に感染しているかどうかを調べていきます。
咽頭淋病の治療
咽頭淋病は淋菌に効果のある抗生物質を用いて治療を行います。咽頭淋病は性器に淋菌が感染する淋病よりも治療効果が出にくいことが特徴で、治療に時間がかかります。
そのため、投薬から治療判定検査を行うまでには2~3週間ほど時間が必要となる場合が多いです。咽頭淋病を疑わせる気になる症状が見られたらすぐに医療機関を受診することをお勧めします。
咽頭淋病の保険診療
新宿にある当院性病科(耳鼻咽喉科標榜)は咽頭淋病の治療を保険診療で行っております。
そのため、新宿にある当院 性病科(耳鼻咽喉科標榜)
での治療をご希望の場合には必ず健康保険証をご持参いただきますよう何卒宜しくお願い致します。