性病は、同じ性病であっても男性と女性で症状が異なることや
症状としては現れないこともあります。
この項目では男性の性病についてご紹介いたします。
男性に多い性病の症状は、
かゆみや痛み、排尿時の痛み、膿みが出るのが特徴です。
また性病は喉にも発症することがあり、その症状は腫れや痛みなど風邪と似ているのが特徴です。
・排尿時の軽い痛みと尿道から膿が出る
⇒淋病(淋菌感染症)の疑いがあります。
・排尿時の激しい痛みと尿道から膿が出る
⇒性器クラミジア感染症、非クラミジア性非淋菌性尿道炎、膣トリコモナス症などの疑いがあります。
・尿道の痒み(違和感や不快感)
⇒性器クラミジア感染症、非クラミジア性非淋菌性尿道炎の疑いがあります。
・男性のクラミジア感染症
⇒感染後、約1~3週間で尿道の痛みや違和感、排尿時の痛みなどの症状が現れます。初期症状がない場合もある一方で、悪化すると患部の腫れや発熱することもあるため注意が必要です。
・男性の淋病
特に男性がかかりやすい性病で、排尿時の痛みや尿道からの膿が特徴です。悪化すると患部が腫れや発熱することもあります。
・男性のトリコモナス感染症
男性の場合はほとんど症状として現れないが、尿道に炎症を起こすこともあります。
・男性の梅毒
梅毒は感染期間によって症状が変わってきます。ただし症状が出ないこともあるため注意が必要です。
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・男性のエイズ
エイズの初期症状は発熱やリンパの腫れなど風邪の症状と似ているため、なかなか気づきません。風邪や身体の痛みが慢性的に続く、薬を飲んでも治らないという方はエイズに感染している可能性があります。
分泌物の異常が現れる性病として、淋病やクラミジアがあります。
淋病の場合急激に膿を含んだ分泌液が認められることが多いため、比較的判断しやすい性病ですが、
クラミジアの場合は、
透明でさらさらとした分泌物が少量しか出ない、
もしくは無症状のことも少なくなく、症状が軽いため見落としがちです。
性器に発疹や丘疹などの異常がみられる性病としては、
性器ヘルペス・梅毒・ケジラミ・尖圭コンジローマ(せんけいコンジローマ)などがあります。
性病に感染しても自覚症状が軽かったり、全く無かったりすると、
来院が遅れて症状が悪化することや感染拡大を引き起こす原因となります。
日頃から少しの異変も見逃さないことが大切です。
性病は性器だけでなく、喉や口の中、全身症状として現れることがあります。
喉や口の中に症状が起こる性病には、
梅毒・クラミジア・淋病・単純ヘルペスウイルス・HIV(ヒト免疫不全ウイルス)などがあります。
主な症状としては、乳白班・びらん・白斑・赤身などを伴います。
全身症状の見られる性病の代表的なものには梅毒とHIVがあります。
HIVに感染した場合は、初期症状として発熱や頭痛など風邪によく似た症状が現れます。
また、HIVは体の免疫力を低下させるため、口腔内にカンジダ症が現れることが多くあります。
重度のカンジダ症を発症している場合は、HIVの感染が原因となっている可能性もあるので、
注意が必要です。
新宿駅前にある当院では、男性医師が男性の性病検査・即日治療をおこなっております。
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