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〒160-0023
新宿区西新宿1-12-11 山銀ビル5F

03-6304-5253

診療時間
午前診療  10:00〜14:00
午後診療  15:30〜19:00

当院で診療可能な診療科

発熱の治療・診察

新宿駅前にある当院では発熱の症状に対しての治療も行っています。
発熱とは体温が37.0度から37.5度以上に上昇してしまうことです。
発熱は体内に何かしらの異常が起きていることを知らせるシグナルです。
たとえ微熱でも見逃さないようにしましょう。

熱の出方は一通りではありません。
37度前後の微熱がジワジワと続くものから、
39度以上の高熱が急に出るものまでさまざまです。

それは発熱の原因がひとつではないからです。
発熱および病気由来のさまざまな不快な症状を解決するための対症療法をしながら、
何の病気によるものなのかを正しくつきとめ治療していく必要があります。

主に、発熱の症状に対しては、内科や耳鼻咽喉科(耳鼻科)で診療を行っています。

発熱の原因

発熱の原因は多種多様ですが、大部分が細菌またはウイルスによる感染症です。
感染症と一口にいってもじつにさまざまでかぜのような誰でもよく罹患するものから、
性感染症まであります。

また、それ以外にもアレルギー性疾患、体温調整力の低下、ホルモンバランスの崩れ、
ストレスなどが原因のこともあります。
脳の病気や悪性腫瘍の可能性もあるので、けっして放置はできません。

とくに高齢者の発熱は要注意です。
高齢者は体温調節機能が低下しているので、普段はほとんど熱を出しません。
もし熱が出たならば、たとえ微熱でも肺炎などの重篤な病気が原因のこともあります。
発熱とあわせて食欲不振等の症状があるならばすぐに受診しましょう。

病例

発熱の病例のひとつとして、ウイルスや細菌による感染症があります。
体内に入り込んできたウイルスや細菌の増殖を抑えるためには、
身体が発熱している必要があるのです。

高熱は苦しく体力も消耗しますが、 解熱剤などを安易に使用してしまうと、
ウイルスや細菌が増殖しやすい環境を作ってしまい、
かえって完治に時間がかかってしまうケースもあります。
感染症の場合、通常発熱は1日か2日程度で、病気そのものも2週間以内に完治します。

あまりにも長引くようならば別の疾患かもしれません。
たとえば38度以上の高熱が2週間以上続くのであればリウマチ、膠原病、
悪性腫瘍の可能性さえあるのです。

発熱が治まるまで

発熱が治まるまで注意しなければいけない点もいくつかあります。
たとえば、高熱が出始めの頃はゾクゾクと悪寒がするものです。
いつもより掛け布団を1枚多くしたり靴下を履くなどして、
しっかりと身体を温めるようにしましょう。

手足が熱を帯び、顔色が赤くほてってきたら今度は必要な場所を冷やすようにします。
おでこに冷却シールを貼ったり、氷枕がよく使用されますが、
小さな冷却シートでわきの下も冷やすとさらに効果的です。

熱が下がってくる時には大量の汗をかくので水分を消耗しがちです。
こまめな水分補給を心がけましょう。
汗で湿ったままの下着は身体を冷やしてぶり返しの原因になるので、
着替えも忘れないようにしましょう。

発熱の治療方法

発熱という症状そのものを治療するには解熱剤が使用されます。
熱を下げながら、同時に発熱の原因になった病気を根本から治療していきます。

解熱剤と一口にいってもさまざまなものがあります。
ロキソニン、ボルタレン、ポンタール、
ブルフェンなどの解熱鎮静剤は熱を下げるとともにのどの痛みを緩和します。
ただし子どものインフルエンザには使用できないので注意しましょう。

アセトアミノフェン、カロナール、アンビバ、
アルビニーなどの非ピリン系解熱鎮静剤は安全性の高さから広く使用されています。
坐薬タイプは乳幼児にも使われるぐらいです。

かぜの場合には総合風邪薬のPL顆粒、
べレックス顆粒などの総合感冒薬が選ばれることもあります。
ただし、人によっては眠気が強くなるので運転前などは飲めません。

診察までの応急処置

発熱があったらすぐに診察を受けたいところですが、
なかなかそうもいかない場合もあります。
そのような時にできる応急処置を紹介します。

まず、寒気を感じる場合にはできるだけ身体をあたためましょう。
エアコンの室温もいつもより暖かめに設定しますが、
同時に乾燥にも注意しなくてはいけません。

 

熱がどんどん上昇してきたら、おでこと後頭部はしっかりと冷やしましょう。
汗もかくので水分補給もきちんとします。
水、白湯などでもかまいませんが、
脱水症のリスクもあるのでスポーツドリンクもおすすめです。
食欲は出ないかもしれませんが、できるだけ栄養バランスの良い食事をとりましょう。
熱を下げるのも体力が必要なのです。

再発予防

発熱の再発を予防するには、その原因となった病気にかからないようにすることです。
たとえば、細菌やウイルスが原因の感染症由来の発熱だったならば、
それに感染しないようにすることです。
空気感染ならばマスクの装着や手荒い・うがいを心がけます。

アレルギーが原因ならばアレルゲンにできるだけ近寄らないようにすることです。
まそうとはいっても花粉などは完全にシャットアウトすることは事実上不可能です。
アレルギー体質をそのものを改善するような、
東洋医学的なアプローチすなわち漢方薬による治療なども試してみる価値はあります。